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乱行
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らんぎょう
ふりがな文庫
“
乱行
(
らんぎょう
)” の例文
旧字:
亂行
ひと頃、家臣たちが眉をひそめた、病的な
乱行
(
らんぎょう
)
も
止
(
や
)
まって、今では、神経衰弱のかげもない程、まっ黒に日にやけている。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
祭祀
(
さいし
)
前
(
ぜん
)
の光景 以上のごとき
乱行
(
らんぎょう
)
が十二日ばかり続いて、いよいよ三日から始まるとなりますと、各寺から僧侶がラサ府を
指
(
さ
)
して出かけて来る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
それもこれもみんなお殿様の
乱行
(
らんぎょう
)
のおかげでございます。毎日毎夜のご酒宴騒ぎ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
然し
婆
(
ばあ
)
さんは媳の
乱行
(
らんぎょう
)
家の
乱脈
(
らんみゃく
)
に対して手も口も出すことが出来なかった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
我子の
乱行
(
らんぎょう
)
のために
譴
(
せめ
)
を受けた抽斎が、その乱行を助長した良三の身の上を引き受けて、家におらせたのは、余りに寛大に過ぎるようであるが、これは才を愛する情が深いからの事であったらしい。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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休養日の
乱行
(
らんぎょう
)
次にチベットで一番名高いモンラムという祭典について述べます。これはチベット暦の一月三日から始まるので、時によると四日から始まることもあるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
五丈原以後——「孔明
計
(
ハカリゴト
)
ヲ
遺
(
ノコ
)
シテ魏延ヲ斬ラシム」の
桟道
(
さんどう
)
焼打ちのことからなお続いて、魏帝
曹叡
(
そうえい
)
の栄華期と
乱行
(
らんぎょう
)
ぶりを描き、司馬父子の
擡頭
(
たいとう
)
から、呉の推移、蜀破滅、そして遂に
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“乱行”で始まる語句
乱行者
乱行狼藉