乘掛のりかゝ)” の例文
新字:乗掛
雲助は乘掛のりかゝりつゝ打のめしたるをりからに昌次郎は歸り來り拔手も見せず雲助が肩先かたさきふかく切付ればウンとたふれるを上臺は漸々やう/\起上おきあがり一息ほつとつき親子三人はかほを見合せ互ひに無事ぶじよろこびつゝやがて四傍を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)