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主親
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しゅうおや
ふりがな文庫
“
主親
(
しゅうおや
)” の例文
万一甚太夫に遅れては、
主親
(
しゅうおや
)
をも捨てて一行に加わった、武士たる自分の
面目
(
めんぼく
)
が立たぬ。——彼はこう心の内に、堅く思いつめていたのであった。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「幸い今日は
主親
(
しゅうおや
)
の命日というでもなし、殺生をするには
誂
(
あつら
)
え向きじゃ。下町からのたくって来た上り
鰻
(
うなぎ
)
を山の手奴が引っ
掴
(
つか
)
んで、片っ端から
溜池
(
ためいけ
)
の泥に埋めてやるからそう思え」
番町皿屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
彼が尋ねているものは、
主親
(
しゅうおや
)
のかたきでもない、家の宝物でもない。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
“主”で始まる語句
主
主人
主婦
主家
主水
主翁
主従
主題
主君
主税