トップ
>
丸額
>
まるびたい
ふりがな文庫
“
丸額
(
まるびたい
)” の例文
惣髪は惜気もなくそり落して
丸額
(
まるびたい
)
にし、びんのところはグッとつめて
野暮
(
やぼ
)
なものにし、まげのところも、なるべく細身にこしらえ上げて、やがてのことに、百姓道庵が出来上ってしまいます。
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
風呂の中で
歌祭文
(
うたざいもん
)
を
唄
(
うた
)
っている
嚊
(
かかあ
)
たばね、上がり場で
手拭
(
てぬぐい
)
をしぼっているちょん
髷本多
(
まげほんだ
)
、
文身
(
ほりもの
)
の背中を流させている
丸額
(
まるびたい
)
の
大銀杏
(
おおいちょう
)
、さっきから顔ばかり洗っている
由兵衛奴
(
よしべえやっこ
)
、
水槽
(
みずぶね
)
の前に腰を
据
(
す
)
えて
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
“丸”で始まる語句
丸
丸髷
丸太
丸薬
丸善
丸裸体
丸行燈
丸木橋
丸潰
丸山