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中音
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ちゆうおん
ふりがな文庫
“
中音
(
ちゆうおん
)” の例文
二十分の後、誰か村の若衆が一人、
中音
(
ちゆうおん
)
に唄をうたひながら、静にこの家の前を通りすぎた。
一塊の土
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
稽古本
(
けいこぼん
)
を広げた
桐
(
きり
)
の
小机
(
こづくゑ
)
を中にして
此方
(
こなた
)
には三十前後の商人らしい男が
中音
(
ちゆうおん
)
で、「そりや
何
(
なに
)
を
云
(
い
)
はしやんす、今さら兄よ妹と
云
(
い
)
ふに
云
(
い
)
はれぬ
恋中
(
こひなか
)
は………。」と「
小稲半兵衛
(
こいなはんべゑ
)
」の
道行
(
みちゆき
)
を語る。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“中音”の解説
中音(ちゅうおん en: Mediant)または上中音(じょうちゅうおん)は、全音階の第ⅲ度音を指す。ハ長調ではミ、イ短調ではドの音である。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風