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中銭
ふりがな文庫
“中銭”の読み方と例文
読み方
割合
なかせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかせん
(逆引き)
なお
中銭
(
なかせん
)
という無意味な金まで取られて
穢
(
きたな
)
い幕をくぐると、中には丁度洗湯位の
浴槽
(
よくそう
)
に濁った水が
溜
(
たま
)
っているのだった、わずかに五、六人の見物は黙って暗い電燈の下でその汚水を眺めていた
楢重雑筆
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
甘「
中銭
(
なかせん
)
があるのは
酷
(
ひど
)
い」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
するとどやどやと
嵐山
(
あらしやま
)
見物の一群が押よせ、さアずっとお通りなはれ、奥は千畳敷や、
中銭
(
なかせん
)
はいらんといいながら、その中でも一番厚かましい老婆が私と私の隣との間の甚だ少しの
隙間
(
すきま
)
をねらって
大切な雰囲気:03 大切な雰囲気
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
中銭(なかせん)の例文をもっと
(3作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風
“中銭”のふりがなが多い著者
小出楢重
尾崎紅葉