“なかせん”の漢字の書き方と例文
語句割合
中銭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお中銭(なかせん)という無意味な金まで取られて穢(きたな)い幕をくぐると、中には丁度洗湯位の浴槽(よくそう)に濁った水が溜(たま)っているのだった、わずかに五、六人の見物は黙って暗い電燈の下でその汚水を眺めていた
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
甘「中銭(なかせん)があるのは酷(ひど)い」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
するとどやどやと嵐山(あらしやま)見物の一群が押よせ、さアずっとお通りなはれ、奥は千畳敷や、中銭(なかせん)はいらんといいながら、その中でも一番厚かましい老婆が私と私の隣との間の甚だ少しの隙間(すきま)をねらって