“中言”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
ちゅうげん	33.3%
なかごと	33.3%
よこやり	33.3%

ちゅうげん

河野は私の中言（ちゅうげん）を制して置いて、更に彼の長々しき告白を続けるのでありました。

湖畔亭事件 (新字新仮名) ／ 江戸川乱歩(著)

なかごと

青竹の昇天も、天探女（あまのさぐめ）の中言（なかごと）も、それぞれにこうなって来る順序はあったのだが、それよりも瓜と蔓物の畠の事から始まった話だから、そちらをまず一通り片づけて行くことにしよう。

年中行事覚書 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)

よこやり

平次の中言（よこやり）に、ちょっとお倉は口を緘（つぐ）みましたが、素知らぬ顔をしてまた続けます。

銭形平次捕物控：086 縁結び (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)

中	常用漢字 小１ 部首:⼁ 4画
言	常用漢字 小２ 部首:⾔ 7画