“中書令”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうしょれい66.7%
ちうしよれい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もはや太史令の役は免ぜられていた。いささか後悔した武帝が、しばらく後に彼を中書令ちゅうしょれいに取立てたが、官職の黜陟ちゅっちょくのごときは、彼にとってもうなんの意味もない。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
そこにかれこれ五六年もいましたろう。やがて、えんすすぐ事が出来たおかげでまた召還され、中書令ちゅうしょれいになり、燕国公えんこくこうに封ぜられましたが、その時はもういい年だったかと思います。
黄粱夢 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
しかれどものちつひ緑珠ろくじゆことによりて、中書令ちうしよれい孫秀そんしうがためにがいせらる。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)