中書令ちゅうしょれい)” の例文
もはや太史令の役は免ぜられていた。いささか後悔した武帝が、しばらく後に彼を中書令ちゅうしょれいに取立てたが、官職の黜陟ちゅっちょくのごときは、彼にとってもうなんの意味もない。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
そこにかれこれ五六年もいましたろう。やがて、えんすすぐ事が出来たおかげでまた召還され、中書令ちゅうしょれいになり、燕国公えんこくこうに封ぜられましたが、その時はもういい年だったかと思います。
黄粱夢 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)