不寢ねず)” の例文
新字:不寝
カピ妻 さいの、其時分そのじぶんにはきつ鼠捕ねずみとりであったさうな。したが、わたしが不寢ねずばんをするゆゑ、いま其樣そのやうねずみをばらすことぢゃない。
その上、燈明はけたまゝ、二人の小僧が、不寢ねずの番をして見張つて居りました。
銭形平次捕物控:274 贋金 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)