トップ
>
不寝
ふりがな文庫
“不寝”の読み方と例文
旧字:
不寢
読み方
割合
ねず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねず
(逆引き)
一刻
(
いっとき
)
ばかりたつと、どこの部屋もあらかた寝静まったらしく、風呂の湯を落す音と、
不寝
(
ねず
)
の番のあくびよりほかは聞こえなくなる。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
他に
恩返
(
おんげえ
)
しの仕様がねえから、旦那様を
大切
(
でえじ
)
に思って、
不寝
(
ねず
)
に奉公する心得だが、
貴方
(
あんた
)
は今の若さで遊んでいずに、何処かへ奉公でもしたら宜かろう
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それが何であるかは無論わからなかったが——その解決出来ないものが、彼をこうして
不寝
(
ねず
)
の番たらしめている。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
不寝(ねず)の例文をもっと
(9作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
“不寝”で始まる語句
不寝番
検索の候補
不寝番
不貞寝
寝不足
“不寝”のふりがなが多い著者
本庄陸男
南方熊楠
吉川英治
三遊亭円朝
中里介山