“不外聞”の読み方と例文
読み方割合
ふがいぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外にでて物を買うをいやしむがごとく、物を持つもまた不外聞ふがいぶんと思い、剣術道具釣竿の外は、些細ささい風呂敷包ふろしきづつみにても手に携うることなし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
金の魚虎しゃちほこは墺国の博覧会につぎ出したれども、自国の金星の日食に、一人の天文学者なしとは不外聞ふがいぶんならずや。
学者安心論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)