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三陸大津浪
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さんりくおほつなみ
ふりがな文庫
“
三陸大津浪
(
さんりくおほつなみ
)” の例文
明治二十九年
(
めいじにじゆうくねん
)
の
三陸大津浪
(
さんりくおほつなみ
)
は、
其原因
(
そのげんいん
)
數十里
(
すうじゆうり
)
の
沖合
(
おきあひ
)
に
於
(
お
)
ける
海底
(
かいてい
)
の
地形變動
(
ちけいへんどう
)
にあつたのであるが、
津浪
(
つなみ
)
の
常習地
(
じようしゆうち
)
たる
漏斗状
(
じようごがた
)
の
港灣
(
こうわん
)
の
奧
(
おく
)
に
於
(
おい
)
ては
圖
(
ず
)
に
示
(
しめ
)
された
通
(
とほ
)
り、
或
(
あるひ
)
は
八十尺
(
はちじつしやく
)
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
前者
(
ぜんしや
)
の
例
(
れい
)
は
大正十二年
(
たいしようじゆうにねん
)
の
關東大地震
(
かんとうだいぢしん
)
、
或
(
あるひ
)
は
安政元年
(
あんせいがんねん
)
十一月四日
(
じゆういちがつよつか
)
及
(
およ
)
び
同五日
(
どういつか
)
の
東海道
(
とうかいどう
)
、
南海道大地震
(
なんかいどうだいぢしん
)
等
(
とう
)
であつて、
後者
(
こうしや
)
の
例
(
れい
)
としては
明治二十九年
(
めいじにじゆうくねん
)
六月十五日
(
ろくがつじゆうごにち
)
の
三陸大津浪
(
さんりくおほつなみ
)
を
擧
(
あ
)
げることが
出來
(
でき
)
る。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画