トップ
>
三片
>
みきれ
ふりがな文庫
“
三片
(
みきれ
)” の例文
小
(
ちいさ
)
な
汚
(
きたなら
)
しい
桶
(
おけ
)
のままに
海鼠腸
(
このわた
)
が載っている。小皿の上に
三片
(
みきれ
)
ばかり赤味がかった
松脂
(
まつやに
)
見たようなもののあるのは
鱲
(
からすみ
)
である。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「
三片
(
みきれ
)
にしてくれ。」とガヴローシュは言った。そしてしかつめらしくつけ加えた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
「そうかしらん。それじゃ道楽は追って金が
這入
(
はい
)
り次第やる事にして、今夜はこれでやめよう」と飯茶椀を出す。何でも茶漬を三ぜん食ったようだ。吾輩はその
夜
(
よ
)
豚肉
三片
(
みきれ
)
と塩焼の頭を頂戴した。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方