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三日
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さんじつ
ふりがな文庫
“
三日
(
さんじつ
)” の例文
この年抽斎の次男矢島
優善
(
やすよし
)
は、遂に素行修まらざるがために、
表医者
(
おもていしゃ
)
を
貶
(
へん
)
して
小普請
(
こぶしん
)
医者とせられ、抽斎もまたこれに
連繋
(
れんけい
)
して閉門
三日
(
さんじつ
)
に処せられた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
善「左様さ、
三日
(
さんじつ
)
だから至極宜しかろう、それだが隣から
直
(
す
)
ぐ来るのは変だろうから、何処へか𢌞って来るかえ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
生活に幾分余裕があったのでもあろうが、お
三日
(
さんじつ
)
に——
朔日
(
ついたち
)
、十五日、廿八日——門に立つ
物乞
(
おもらい
)
も、大概顔がきまっていた。ことに
門附
(
かどづ
)
けの芸人はもらいをきめているようだった。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
魚類は出入りの魚屋から買うのであるが、それも一ヶ月に
三日
(
さんじつ
)
といって、朔日十五日廿八日の祝い日に限り、膳に上ったもので、その他は『オタタ』の売りに来る白魚位を買った。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“三日”で始まる語句
三日月
三日目
三日月形
三日前
三日三晩
三日間
三日坊主
三日月様
三日中
三日市