“三宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みしゅく40.0%
みしゆく40.0%
さんしゅく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あのう、貸家のことでございますが、三宿みしゅくというところの、百九十六番地にあります、六畳と三畳の貸家を、お借りできないでしょうか。」
(新字新仮名) / 壺井栄(著)
引越し先きは世田ヶ谷の三宿みしゆくと云ふところになつてゐた。間借りでもしてゐるらしく、高瀬方となつてゐた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
と皆々腕をさすって居りまする。さて中山道なかせんどう高崎より渋川、金井、横堀、塚原、相俣あいまたより猿が原の関所を越えて永井の宿しゅく、これを俗に三宿さんしゅくと申しまして、そろ/\難所なんじょへかゝります。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)