トップ
>
万代
>
よろずよ
ふりがな文庫
“
万代
(
よろずよ
)” の例文
旧字:
萬代
砂山に生え
交
(
まじ
)
る、
茅
(
かや
)
、
芒
(
すすき
)
はやがて散り、はた年ごとに枯れ果てても、
千代
(
ちよ
)
万代
(
よろずよ
)
の末かけて、
巌
(
いわお
)
は松の緑にして、霜にも色は変えないのである。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
仇
(
あだ
)
みかたたすけすくひて
万代
(
よろずよ
)
に
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
門長屋の
兵六老爺
(
ひょうろくおやじ
)
、大手を開けに朝
疾
(
と
)
く起出でて、眼と鼻を
摩
(
こす
)
りながら、御家の
万代
(
よろずよ
)
を表して、
千歳
(
ちとせ
)
の
翠
(
みどり
)
濃
(
こまや
)
かなる
老松
(
おいまつ
)
の下を通りかかれば、朝霜解けた枝より、ぽたり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“万代”の意味
《名詞》
永久。永遠。永世。
(出典:Wiktionary)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“万代”で始まる語句
万代橋
万代不易
万代不変