トップ
>
七宝焼
ふりがな文庫
“七宝焼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しちほうやき
50.0%
しっぽうやき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しちほうやき
(逆引き)
手の甲の血を
吮
(
す
)
ひつつ富山は不快なる
面色
(
おももち
)
して
設
(
まうけ
)
の席に着きぬ。
予
(
かね
)
て用意したれば、
海老茶
(
えびちや
)
の
紋縮緬
(
もんちりめん
)
の
裀
(
しとね
)
の
傍
(
かたはら
)
に
七宝焼
(
しちほうやき
)
の
小判形
(
こばんがた
)
の
大手炉
(
おほてあぶり
)
を置きて、
蒔絵
(
まきゑ
)
の
吸物膳
(
すひものぜん
)
をさへ据ゑたるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
七宝焼(しちほうやき)の例文をもっと
(1作品)
見る
しっぽうやき
(逆引き)
長崎渡りの
七宝焼
(
しっぽうやき
)
の
水入
(
みずいれ
)
は
焼付
(
やきつけ
)
の絵模様に遠洋未知の国の不思議を思わせ、
赤銅色絵
(
しゃくどういろえ
)
の
文鎮
(
ぶんちん
)
は
象嵌細工
(
ぞうがんざいく
)
の
繊巧
(
せんこう
)
を誇れば、
傍
(
かたわら
)
なる
茄子形
(
なすびがた
)
の
硯石
(
すずりいし
)
は
紫檀
(
したん
)
の
蓋
(
ふた
)
の
面
(
おもて
)
に刻んだ主人が自作の狂歌
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
七宝焼(しっぽうやき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“七宝焼”の解説
七宝焼(しっぽうやき、en: enamel)とは、金属とガラスの合体工芸の一種で、その伝統工芸技法および作品のことを指す。金属を素地にした焼物ともいえる。七宝焼の中でも、正式に経済産業大臣による指定を受けた伝統的工芸品に「尾張七宝」がある。「七宝焼き」とは称さず、「七宝焼」が正しい表記。(海外の類例および技法については「七宝」を参照)
(出典:Wikipedia)
七
常用漢字
小1
部首:⼀
2画
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“七宝焼”で始まる語句
七宝焼擬
検索の候補
七宝焼擬
七宝
泥七宝
七宝寺
七宝配
金七宝
七宝珠玉
七宝瓔珞
七宝細工
七宝荘厳
“七宝焼”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
永井荷風