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七八
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ななや
ふりがな文庫
“
七八
(
ななや
)” の例文
こんなような、
七八
(
ななや
)
つの子供が夢みますような、甘えた、安らかな気持ちになりまして、うつつともなくウトウトしながら上りの汽車に乗ったことで御座いました。
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
成程、漁師町を
繞
(
めぐ
)
ったり、別荘の松原を廻ったり、
七八
(
ななや
)
筋に分れて、また一ツになって海へ
灌
(
そそ
)
ぐが、そこ
行
(
ゆ
)
くとこれでも幅が二十間ぐらい、山も賦になれば、船も歌える、この様子では汐が
注
(
さ
)
そう。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
七八
(
ななや
)
ツ
九
(
ここの
)
ツばかり、母が
存生
(
ぞんしょう
)
の頃の
雛祭
(
ひなまつり
)
には、
緋
(
ひ
)
の
毛氈
(
もうせん
)
を掛けた
桃桜
(
ももさくら
)
の壇の前に、小さな
蒔絵
(
まきえ
)
の膳に並んで、この
猪口
(
ちょこ
)
ほどな
塗椀
(
ぬりわん
)
で、一緒に
蜆
(
しじみ
)
の
汁
(
つゆ
)
を替えた時は、この娘が、
練物
(
ねりもの
)
のような顔のほかは
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
七
常用漢字
小1
部首:⼀
2画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
“七八”で始まる語句
七八歳
七八日
七八人
七八秒
七八十尺
七八杯
七八臺
七八寸
七八尾
七八年