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一簾
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いちれん
ふりがな文庫
“
一簾
(
いちれん
)” の例文
流鶯
(
りゅうおう
)
啼破
(
ていは
)
す
一簾
(
いちれん
)
の春。書斎に
籠
(
こも
)
っていても春は
分明
(
ぶんみょう
)
に人の心の
扉
(
とびら
)
を
排
(
ひら
)
いて
入込
(
はいりこ
)
むほどになった。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
すると、
一簾
(
いちれん
)
の蔭からさし招くものがあった。たれかとみれば、これも近ごろ勲功の臣として、内裏でも、また外でも、かくれない羽振りの人、
千種
(
ちぐさ
)
の
頭
(
とう
)
ノ中将
忠顕
(
ただあき
)
だった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥