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一盞
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ひとつき
ふりがな文庫
“
一盞
(
ひとつき
)” の例文
冷やかなる
石卓
(
いしづくえ
)
の上にて、
忙
(
いそが
)
わしげに筆を走らせ、小おんなが持て来る
一盞
(
ひとつき
)
の珈琲の
冷
(
さ
)
むるをも顧みず、あきたる新聞の細長き板ぎれに
挿
(
はさ
)
みたるを、
幾種
(
いくいろ
)
となく掛けつらねたるかたえの壁に
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
酒
(
ささ
)
を
一盞
(
ひとつき
)
と、盃を手にした姿も想像する。
紫式部:――忙しき目覚めに
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
忙はしげに筆を走らせ、小をんなが持て來る
一盞
(
ひとつき
)
の咖啡の冷むるをも顧みず、明きたる新聞の細長き板ぎれに挿みたるを、幾種となく掛け
聨
(
つら
)
ねたるかたへの壁に、いく度となく往來する日本人を
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
忙はしげに筆を走らせ、小をんなが持て来る
一盞
(
ひとつき
)
の咖啡の
冷
(
さ
)
むるをも顧みず、明きたる新聞の細長き板ぎれに揷みたるを、
幾種
(
いくいろ
)
となく掛け
聯
(
つら
)
ねたるかたへの壁に、いく度となく
往来
(
ゆきき
)
する日本人を
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
盞
漢検1級
部首:⽫
13画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥