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一撫
ふりがな文庫
“一撫”の読み方と例文
読み方
割合
ひとな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとな
(逆引き)
(
可懐
(
なつかし
)
いわ、若旦那、盲人の悲しさ顔は見えぬ。触らせて下され、つかまらせて下され、
一撫
(
ひとな
)
で、撫でさせて下され。)
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、大高源吾は、ほっと胸を
一撫
(
ひとな
)
でした心地だった。それからも、
訪
(
おとな
)
うたびに、心づけを贈った。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
祖父は最後にこう呟いて、真赤にやけた向こう
脛
(
ずね
)
を
一撫
(
ひとな
)
でして腰を伸ばした。そして、菊枝を蹴起こしてやるというような意気込みで、彼女の寝ている部屋に這入って行った。
緑の芽
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
一撫(ひとな)の例文をもっと
(5作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
撫
漢検準1級
部首:⼿
15画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一撫”のふりがなが多い著者
小林多喜二
佐左木俊郎
小酒井不木
吉川英治
泉鏡花