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一幀
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いつたう
ふりがな文庫
“
一幀
(
いつたう
)” の例文
しかし「
遙知郡斎夜
(
ハルカニシルグンサイノヨ
)
凍雪封松竹
(
トウセツシヨウチクヲフウズ
)
時有山僧来
(
トキニサンソウノキタルアリ
)
懸燈独自宿
(
トウヲカケテドクジシユクス
)
」は宛然たる
一幀
(
いつたう
)
の南画である。又「蔵並ぶ裏は燕のかよひ道」もおのづから浮世絵の一枚らしい。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
Edouard Manet と云ふ。ゴヤが侯爵夫人の画像を得て、狂喜
自
(
みづか
)
ら禁ずる
能
(
あた
)
はず。
直
(
ただち
)
にその画像を模して、
一幀
(
いつたう
)
春の如き麗人図を作る。マネ時に印象派の
先達
(
せんだつ
)
たり。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蓬平作
(
ほうへいさく
)
墨蘭図
(
ぼくらんづ
)
一幀
(
いつたう
)
、
司馬江漢作
(
しばかうかんさく
)
秋果図
(
しうくわづ
)
一幀、仙厓
作
(
せんがいさく
)
鐘鬼図
(
しようきづ
)
一幀、
愛石
(
あいせき
)
の
柳陰呼渡図
(
りういんことづ
)
一幀、
巣兆
(
さうてう
)
、
樗良
(
ちよら
)
、
蜀山
(
しよくさん
)
、
素檗
(
そばく
)
、
乙二等
(
おつじら
)
の自詠を書せるもの各一幀、
高泉
(
かうせん
)
、
慧林
(
ゑりん
)
、
天祐等
(
てんいうら
)
の書各一幀
わが家の古玩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
幀
漢検1級
部首:⼱
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥