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一川
ふりがな文庫
“一川”の読み方と例文
読み方
割合
いっせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっせん
(逆引き)
平八郎以下、息もつかずに、ここまで来て、
一川
(
いっせん
)
を中に、対岸をながめた士卒は、騒然と、指さしたり、小手をかざして、武者ぶるいした。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夜半、月の光が
一川
(
いっせん
)
の蘆と柳とに
溢
(
あふ
)
れた時、川の水と微風とは静に
囁
(
ささや
)
き交しながら、橋の下の尾生の死骸を、やさしく海の方へ運んで行った。
尾生の信
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
隔
(
へだ
)
つ
一川
(
いっせん
)
はいうまでもなく木曾の上流。岩に鳴る水や瀬にしぶく水の響きはするが、ふかい水蒸気につつまれて、月も山も水も
雲母
(
きらら
)
の中のもののようだ。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一川(いっせん)の例文をもっと
(2作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
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