“西川一草亭”の読み方と例文
読み方割合
にしかわいっそうてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西川一草亭にしかわいっそうていの花道に関する講話の中に、投げ入れの生花がやはり元禄げんろくに始まったという事を発見しておもしろいと思った。
俳諧の本質的概論 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
西川一草亭にしかわいっそうていの生花の展覧会などはある意味で花やくだものと容器とのモンタージュの展覧会であるが、あれをもっと拡張したような展観方法があってもいいと思う。
青磁のモンタージュ (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
試みに西川一草亭にしかわいっそうてい一門の生けた花を見れば、いかに草と木と、花と花と、花と花器とのモンタージュの洗練されうるかを知ることができる。文人風や遠州えんしゅうごのみの床飾りもやはりそうである。
映画雑感(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)