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一失
ふりがな文庫
“一失”の読み方と例文
読み方
割合
いっしつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっしつ
(逆引き)
ところが、外側は注意深くふき取ったにも拘らず、
千慮
(
せんりょ
)
の
一失
(
いっしつ
)
でしょうか、中のクリームの表面に、実にハッキリと指紋が残っている。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
私は平塚さんたちのいわゆる「道徳的な家庭婦人の立場」が、そのような旧道徳の中にあろうと想われません。恐らくそれは智者にも免れない
千慮
(
せんりょ
)
の
一失
(
いっしつ
)
でしょう。
新婦人協会の請願運動
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
身を全うし妻子を
保
(
やす
)
んずることをのみただ念願とする君側の
佞人
(
ねいじん
)
ばらが、この陵の
一失
(
いっしつ
)
を取上げてこれを誇大
歪曲
(
わいきょく
)
しもって
上
(
しょう
)
の聡明を
蔽
(
おお
)
おうとしているのは、
遺憾
(
いかん
)
この上もない。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
一失(いっしつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
失
常用漢字
小4
部首:⼤
5画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一失”のふりがなが多い著者
中島敦
江戸川乱歩
与謝野晶子
吉川英治