“千慮”の読み方と例文
読み方割合
せんりょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、外側は注意深くふき取ったにも拘らず、千慮一失でしょうか、中のクリームの表面に、実にハッキリと指紋が残っている。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
私は平塚さんたちのいわゆる「道徳的な家庭婦人の立場」が、そのような旧道徳の中にあろうと想われません。恐らくそれは智者にも免れない千慮一失でしょう。
新婦人協会の請願運動 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
一見、傍若無人大胆無謀の様で、流石は二十万円の宝石を狙う程の大賊、実に細心な計画を立てていたのだ。だが千慮一失、それ程の彼も、神ではない。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)