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千慮
ふりがな文庫
“千慮”の読み方と例文
読み方
割合
せんりょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんりょ
(逆引き)
ところが、外側は注意深くふき取ったにも拘らず、
千慮
(
せんりょ
)
の
一失
(
いっしつ
)
でしょうか、中のクリームの表面に、実にハッキリと指紋が残っている。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
私は平塚さんたちのいわゆる「道徳的な家庭婦人の立場」が、そのような旧道徳の中にあろうと想われません。恐らくそれは智者にも免れない
千慮
(
せんりょ
)
の
一失
(
いっしつ
)
でしょう。
新婦人協会の請願運動
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
一見、
傍若無人
(
ぼうじゃくぶじん
)
大胆無謀の様で、
流石
(
さすが
)
は二十万円の宝石を狙う程の大賊、実に細心な計画を立てていたのだ。だが
千慮
(
せんりょ
)
の
一失
(
いっしつ
)
、それ程の彼も、神ではない。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
千慮(せんりょ)の例文をもっと
(3作品)
見る
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
慮
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
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