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一伸
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ひとの
ふりがな文庫
“
一伸
(
ひとの
)” の例文
鳥越へ
一伸
(
ひとの
)
しという山谷の町であった。皆口々に囁き合って、与惣次の頭部を指して笑っていた。手をやってみると頭は栗々坊主だった、一夜のうちに綺麗に剃られていた。
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
局長は
白鞘
(
しろざや
)
の短刀を腰にさしている。あと舷側まで、ほんの
一伸
(
ひとの
)
びだ。おそれているわけではないが、胸が躍る。局長は、ひょいと身体をかるく浮かして、舷側に手をかけた。
幽霊船の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あの、輝くのは目ではないか、もし、それだと、
一伸
(
ひとの
)
しに
攫
(
さら
)
って持って
行
(
ゆ
)
かれよう。金魚の
木伊乃
(
みいら
)
に似たるもの、狐の提灯、烏瓜を、
更
(
あらた
)
めて、蝙蝠傘の柄ぐるみ、ちょうと腕長に前へ突出し
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
伸
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥