“ミヒラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:みひら
語句割合
50.0%
三平等16.7%
三平16.7%
三比等16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
闇の中にばかりツブつて居たおれの目よ。も一度くわつとミヒラいて、現し世のありのまゝをうつしてくれ、……土龍の目なと、おれに貸しをれ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
火の神と言ふ名は、高級巫女の住んでゐる神社類似の家、即、聞得大君御殿チフイヂンオドン三平等ミヒラの「大阿母ウフアムしられ」の殿内トヌチでは、お火鉢の御前オマヘと言ふ事になつて居た。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
毎年十二月、君々キミ/″\御玉改めと言ふ事があつて、三平等ミヒラ大阿母ウフアムしられの玉かわら(巫女のつける勾玉)を調べたよし、由来記に見えてゐる。又、キミに三十三人あつた事は、女官御双紙に出てゐる。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
三平ミヒラ大阿母ウフアムしられの殿内ドンチ即、南風ハエヒラには首里殿内シユンドンチ、真和志の比等ヒラには真壁殿内マカンドンチニシ比等ヒラには儀保殿内ギボドンチなる巫女の住宅なる社殿を据ゑ、神々のおとほしとして祀つてある。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
思ふにキミと言ふのは、右の三神職の外に、首里三比等ミヒラ大阿母ウフアムしられ其他
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)