“マヲ”のいろいろな漢字の書き方と例文

ひらがな：まを

語句	割合
白	66.7%
請	33.3%

白

仍、悉（スデ）に鰭（ハタ）の広物（ヒロモノ）、鰭の狭物（サモノ）を追ひ聚めて、汝（ナ）は、天つ神のみ子に仕へまつらむやと問ふ時に、諸の魚皆、仕へまつらむと白（マヲ）す中に、海鼠白さず。

日本文学における一つの象徴 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

……汝屋船（イマシヤフネノ）命に、天津奇護言（アマツクスシイハヒゴト）を以ちて言寿（コトホ）ぎ鎮め申さく、この敷きます大宮地（オホミヤトコロ）の底つ岩ねの極み……平らけく安らけくまもりまつる神の御名を白（マヲ）さく

日本文学の発生 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

請

山背の綴喜の宮に　もの請（マヲ）す。わが兄（セ）の君は、涙含（ナミダグ）ましも——紀、わが兄を見れば——

日本文学の発生 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)