“狭物”の読み方と例文
読み方割合
サモノ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハタ広物ヒロモノハタ狭物サモノ・沖の藻葉・の藻葉、尽しても尽きぬわたつみの国は、常世と言ふにふさはしい富みの国土である。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
仍、スデハタ広物ヒロモノ、鰭の狭物サモノを追ひ聚めて、は、天つ神のみ子に仕へまつらむやと問ふ時に、諸の魚皆、仕へまつらむとマヲす中に、海鼠白さず。