“トリオ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:とりお
語句割合
三重奏22.2%
三重奏曲22.2%
三重唱22.2%
三人組11.1%
中間奏部11.1%
鳥追11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
合奏として見た連句で、三人ないし四五人までの共同制作になるものに比較さるべきものとしては各種のいわゆる「室内楽」がある。すなわち三重奏トリオ四重奏カルテット五重奏クインテットと称するのがそれである。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ベートーヴェンの作品表を見ると一七九六年以前にできた作品は作品第一番の三つの三重奏曲トリオだけである。
それから二重唱デュエット三重唱トリオ、という風にして、オペラの部門に放り込んでおく。
セエラを慰めてくれた三人組トリオの第三人目はロッティでした。ロッティはまだねんねエでしたので、不幸とはどんなことだかも、よく解りませんでした。
もちろん、お祖父じいさんが伴奏ばんそうをつけたし、また歌の調子ちょうし和声ハーモニーを入れておいた。それから……(彼はせきをした)……それから、三拍子曲ミニュエット中間奏部トリオをそえた。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
住吉踊りは、恐らく祈年祭或は御田植神事オンダジンジに出たものと思はれるが、江戸へは春駒ハルコマ鳥追トリオひ同様、正月に来たらしい。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)