“アカシ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あかし
語句割合
60.0%
20.0%
阿加之20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何處からか吹きこんだ朝山オロシに、御アカシが消えたのである。當麻語部タギマカタリの姥も、薄闇に蹲つて居るのであらう。姫は再、この老女の事を忘れてゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
暗いみアカシの光りの代りに、其頃は、もう東白みの明りが、部屋の内の物の形を、オボろげにアラハしはじめて居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
阿加之アカシ佐也加爾在サヤカニアリ佐也介之サヤケシ明介志アキラケシ阿支良介之アキラケシ)等とあり、類聚名義抄るいじゅうみょうぎしょうに、明可在月 アキラカナリ、ヒカル等とあるのを見ても、サヤケシ、アキラケシの流用を認め得るのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)