“をみなご”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヲミナゴ
語句割合
女子83.3%
女人8.3%
形女子8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
颶風ぐふうの勢少しくくじけたるとき、こゝに坐したる女子をみなごの、彼恢復せられたるエルザレム中の歌を歌ひ、耳を傾けて夫の聲のこれに應ずるや否やをうかゞひしこと幾度ぞ。
立ちつくす女人をみなご二人ふたり
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
その漸く近づくをうかゞへば、靜かにうごかすものは一人の老翁なり。艣の一たび水を打つごとに、波は薔薇花紅ばらいろべにを染め出せり。舟のへさきに一人のうづくまれるあり。その形女子をみなごに似たり。