トップ
>
ゑんぜん
ふりがな文庫
“ゑんぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
宛然
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宛然
(逆引き)
宛然
(
ゑんぜん
)
僕にその
硯屏
(
けんびやう
)
を買ふ義務でもありさうな
口吻
(
こうふん
)
である。しかし
御意
(
ぎよい
)
通りに買つたことを
未
(
いま
)
だに後悔してゐないのは室生の為にも僕の為にも
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
欣懐
(
きんくわい
)
と云ふ
外
(
ほか
)
はない。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
たとへば日本の王朝時代は、男女関係の考へ方でも、現代のそれとは
大分
(
だいぶ
)
違ふ。
其処
(
そこ
)
を
宛然
(
ゑんぜん
)
作者自身も、
和泉式部
(
いづみしきぶ
)
の友だちだつたやうに、虚心平気に書き上げるのである。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宛然
(
ゑんぜん
)
僕にその硯屏を買ふ義務でもありさうな
口吻
(
こうふん
)
である。しかし
御意
(
ぎよい
)
通りに買つたことを
未
(
いま
)
だに
後悔
(
こうくわい
)
してゐないのは室生のためにも僕のためにも
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
欣懐
(
きんくわい
)
といふ
外
(
ほか
)
はない。
身のまはり
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ゑんぜん(宛然)の例文をもっと
(7作品)
見る
検索の候補
あたかも
あだかも
えんぜん
さながら
そつくり
ちやうど
まるきり
まるで
ソツクリ