“れきぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歴然90.9%
瀝然9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが子一枝(カズエ)、一日ごとに変化のちょう歴然れきぜんたるものあり。成長に向う変化である。
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
いまはそれ/″\適當てきたう位置いち配置はいちされて、すでに幾度いくたび作用さようをなした形跡けいせき歴然れきぜんえる。
目下尚、交通途絶中なり。一方流血に彩られたる帝国ホテルは弾痕、破壊の跡瀝然れきぜんとして蜂の巣の如く、惨澹たる光景を呈しおれるも損害等は目下のところ判明せず。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)