“りゅうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
劉兄16.7%
劉璟16.7%
流熒16.7%
立卿16.7%
竜渓16.7%
隆慶16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劉兄りゅうけい。——明日ご出発のみぎりに、それがしも共に平原へ連れて行ってくれませんか。こう申しては押しつけがましいが、私は、あなたとお別れするに忍びない。——それほど心中に深くお慕い申しているわけです」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
礼部尚書れいぶしょうしょ陳廸ちんてき刑部けいぶ尚書暴昭ぼうしょう礼部侍郎れいぶじろう黄観こうかん蘇州そしゅう知府ちふ姚善ようぜん翰林かんりん修譚しゅうたん王叔英おうしゅくえい翰林かんりん王艮おうごん淅江せっこう按察使あんさつし王良おうりょう兵部郎中へいぶろうちゅう譚冀たんき御史ぎょし曾鳳韶そうほうしょう谷府長史こくふちょうし劉璟りゅうけい、其他数十百人、あるいは屈せずして殺され
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ちょうど生きた人魂ひとだまだね。て門を這入ってみると北風ほくふう枯梢こしょう悲断ひだんして寒庭かんていなげうち、柱傾き瓦落ちて流熒りゅうけいいたむという、散々な有様だ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
玄白は晩年に一子を挙げ、立卿りゅうけいと名づけましたが、この立卿も、またその子の成卿せいけいも、同じく医家として世に聞こえていた人々であります。
杉田玄白 (新字新仮名) / 石原純(著)
開業以前、建築中より登壇したる人というのに、末松青萍すえまつせいひょう、福地桜痴おうち、矢野竜渓りゅうけい末広鉄腸すえひろてつちょうがある。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「そちは仏師の隆慶りゅうけいよな」
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)