“末松青萍”の読み方と例文
読み方割合
すえまつせいひょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開業以前、建築中より登壇したる人というのに、末松青萍すえまつせいひょう、福地桜痴おうち、矢野竜渓りゅうけい末広鉄腸すえひろてつちょうがある。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
これは主として長田秋濤おさだしゅうとう君の斡旋あっせんで成立したらしく、西園寺さいおんじ侯を主賓として、福地桜痴ふくちおうち末松青萍すえまつせいひょう尾崎紅葉おざきこうよう高山樗牛たかやまちょぎゅうの四氏、ほかに松居君と榎本虎彦えのもととらひこ君とわたしの三人が加えられた。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
末松青萍すえまつせいひょう氏たちの演劇改良の会が(末松氏は伊藤博文ひろぶみの婿)「演芸矯風会」に転身して、七月八日に発会式を、鹿鳴館ろくめいかんで催し、来賓は皇族方をはじめ一千余名の盛会で、団十郎氏令嬢の
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)