“らうない”の漢字の書き方と例文
語句割合
牢内100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なせしにより終に死罪の上獄門ごくもんとぞ成にける(此彦兵衞牢内らうないに居てわづら暫時ざんじの中に面體めんてい腫脹上はれあがり忽ち相容變りて元のかたちは少しもなかりしとぞ)
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
牢内らうないより出入の節とが人のそば親戚みよりよする事は法度はつとなれど江戸とちがひ村方の人足のみにて知りあひの百姓ども故知らぬ顏にて煙草たばこくゆらし居たりしとぞ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
三次聞て大いに笑ひ何と云はるゝや長庵らう牢屋らうやくるしみにて眼もくらみしや確乎しつかりし給へ小手塚の三次なりと云ひければ何ぞ牢内らうないの苦しみがつよければとて知己ちきの人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)