“よわっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
老衰50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誰でも変に感じられるが四五年以前ある僧が此処ここで腹をへらし前へも出られず、後へも戻れず、たちすくみになって、非常によわっていると、参詣の老人がそれを認めて
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
「そうとも! それで大津の鼻をあかしてやろうと言うんだろう、可いサ、先生も最早もうあれで余程よほど老衰よわって御坐るから早くお梅さんのことを決定きめたら肩が安まって安心して死ねるだろうから」
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)