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よふく
ふりがな文庫
“よふく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夜更
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜更
(逆引き)
一年
(
あるとし
)
夏の
半
(
なかば
)
、
驟雨後
(
ゆふだちあと
)
の月影
冴
(
さや
)
かに
照
(
てら
)
して、
北向
(
きたむき
)
の庭なる竹藪に
名残
(
なごり
)
の
雫
(
しづく
)
、
白玉
(
しらたま
)
のそよ吹く風に
溢
(
こぼ
)
るゝ
風情
(
ふぜい
)
、またあるまじき
観
(
ながめ
)
なりければ、旗野は村に酌を取らして、
夜更
(
よふく
)
るを覚えざりき。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(1作品)
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