“よつあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヨツアシ
語句割合
四足64.3%
四脚17.9%
四肢14.3%
四疋3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遂には真実に淫逸な四足よつあし獣の悩ましい悲念に帰つてゆくのではないかとさへ思はれる位、霧は怪しくふりそそいでくる。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
肩でぶッつかるようにして横腹よこっぱらたいをあてた時、ようよう前足を上げたばかりまた四脚よつあし突張つッぱり抜く。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
全く同じ四肢よつあし動物ではありながら、ムク犬と、この子熊とは育ちが違う、育ちだけではない、うじが違うと言って、先天的に平民平等観の軌道を歩ませられている米友さえが
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
二十余年前まで但馬たじま因幡いなば地方で馬極めて稀なり、五歳ばかりの児に馬を知るやと問うと、顔を長く四疋よつあしと尾あり人を乗せると答う。