“よしもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
良基36.4%
義元27.3%
義基18.2%
吉本9.1%
良元9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆくゆくは奏覧にも供え、また二条摂政さま(良基よしもと)の莵玖波つくば集の後をけて勅撰ちょくせん御沙汰ごさたも拝したいものとひそかに思定おもいさだめておいでの模様で、いたくこの集のことをお心に掛けてございました。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
駿河するがの今川義元よしもとに、天下の覇権をにぎろうとする大望があることを示すものだと、彼はていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
土地ところの民からは、領主のごとくあがめられ、富財も積んでまいりましたが、祖先に河内源氏石川ノ義基よしもとを持つ武門のほこりは色せてしまい、これでよいのかと、折には、みずから問うて悩みまする
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吉本よしもと! いったいどうしたんだよ。え? しっかりしろよ」
街頭の偽映鏡 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
佐月は周防定元すおうさだもと(現に国老)の父で、周防良元よしもとといい、やはり国老を勤めていたが、いまでは隠居して、くにもとの志田郡松山のたてに、ひきこもっていた。