“義元”の読み方と例文
読み方割合
よしもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足利三代義満のころ、まだ南北朝の抗争のうちつづいたころであるが、奥州相馬の棟梁に相馬四郎義元（よしもと）という剣の名人があった。
安吾武者修業：馬庭念流訪問記 (新字新仮名) ／ 坂口安吾(著)
駿河（するが）の今川義元（よしもと）に、天下の覇権をにぎろうとする大望があることを示すものだと、彼は観（み）ていた。
新書太閤記：01 第一分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
まんまと今川義元（よしもと）の首を見ることができたと思う。
新書太閤記：06 第六分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)