“よくみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
熟視75.0%
四組25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハテなと思い眼をすえて熟視よくみると、三十くらいで細面ほそおもてやせた年増が、赤児に乳房をふくませ、悄然しょうぜんとして、乳をのませていたのである、この客平常つね威張屋いばりやだが余程臆病だと見え
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
尾を地へ着けないで、舞いつつ、飛びつつ、庭中を翔廻かけまわりなどもする、やっぱり羽を馴らすらしい。この舞踏が一斉いっとき三組みくみ四組よくみもはじまる事がある。の花を掻乱かきみだし、はぎの花を散らして狂う。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)