“ゆりあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
揺上57.1%
搖上28.6%
汰上14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椅子も傾くばかりに身をそらして、彼はわざとらしく揺上ゆりあげ揺上げて笑ひたりしが
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
搖上ゆりあ搖下ゆりおろ此方こなたたゞよひ彼方へゆすれ正月四日のあさこくより翌五日のさるこくまで風は少しもやま吹通ふきとほしければ二十一人の者共は食事しよくじもせす二日ふつか二夜ふたよ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さらに進んでは寄木よりき寄石よりいし汰上ゆりあげの森のように、知らぬ洋中から運ばれた古来の信仰など、かえりみられずに置かれたものがまだ幾らもあることを感じ始めているのみか
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)