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ゆさ
ふりがな文庫
“ゆさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
揺
66.7%
遊佐
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揺
(逆引き)
きょうはまるで朝から日射しものぞかせない灰色の冬空がますます低くおりてきて、ふきあげるひどい
空
(
か
)
らッ風が、腰かけている赤肌の松の巨木をユサユサと
揺
(
ゆさ
)
ぶった。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
今能く寝付いて居るし、遊んでおいでな、
揺
(
ゆさ
)
ぶっても病気疲れで能く寝て居るから、
茲
(
こゝ
)
で何を云っても旦那に聞える
気遣
(
きづかい
)
は無し、他に誰も居ないから、真に差向いで話しするがね
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ゆさ(揺)の例文をもっと
(4作品)
見る
遊佐
(逆引き)
が結局友達に
遊佐
(
ゆさ
)
の
右太吉
(
うたきち
)
といふ、素姓のよくないのがあり、それが時々誘ひ出しては、伜の彌三郎に惡いことを教へるのだといふことになります。
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
遊佐
(
ゆさ
)
河内守、それがしも同様御願い申す。」
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「そりや、あります。
遊佐
(
ゆさ
)
の右太吉、評判はよくないが、そんな惡い人間ぢやございません」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「顏だけは知つて居ますよ。
遊佐
(
ゆさ
)
の
右太吉
(
うたきち
)
とか言ふ、厄介な男で、庄司の若旦那の彌三郎さんは
眤懇
(
ぢつこん
)
にして居るやうだが、油斷のならない男です。——少し
上方訛
(
かみがたなまり
)
がありますが」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ゆさ(遊佐)の例文をもっと
(2作品)
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