“ゆきすぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
行過100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五六間行過ゆきすぎたえなみさんは、何と思つてか半身を柔かくくねらせて振向いた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
て少し不審ふしんの體にて箱番所の前を行過ゆきすぎんとすれば箱番所に控へし番人は聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はらたずか言譯いひわけしながら後刻のち後刻のちにと行過ゆきすぎるあとを、一寸ちよつと舌打したうちしながら見送みおくつてのちにもいもんだもないくせ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)