“ゆきさま”の漢字の書き方と例文
語句割合
雪様100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪様ゆきさまいたくはない。ぬ、まゆひそめるほどもない。いて、つて、さあ、小刀こがたなで、のなりに、……のなりに、……」
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……雪様ゆきさまわたしを、わたしまゆを、わたしひたひを、わたしかほを、わたしかみを、のまゝに……小刀こがたなでおきざみなさいまし。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
貴翁あなたがおいへ重代じゆうだいの、小刀こがたなを、雪様ゆきさまにおくださいまし。」
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)